更新情報・お知らせ
- 2013/12/20
- リハビリテーション倫理のホームページ誕生日
リハビリテーション倫理について
作業療法士など複数の専門職が関わるリハビリテーションは,障害者の最大限の自立を目標としてきました。そこには,障害者はできる限り健常者のように行動すべきだという前提がありますが,
多くのリハビリテーションに関わる人々は,その前提に気づいてもおらず,パターナリズムが蔓延しています。
障害学の立場からは,障害者の心身機能を健常者に近づけようとするリハビリテーション専門職の努力の正当性が
疑問視されています。
過去40年余りに渡り,技術中心に発展したリハビリテーション専門職にとって,
自律尊重,善行,無加害,正義という倫理原則を知り,自らの実践を振り返るだけでも,
当事者にとって質の高いサービスが提供できるようになると考えています。
このサイトの使い方
このサイトにはリハビリテーションの現場で遭遇する事例を掲載しています。自分も似たような経験があるかどうか、振り返ってみましょう。
同僚や職場の人と語り合うこともよいと思います。